グローバル・クラスメート・サミット 2018


Virtual Exchange Meets Real World バーチャルからリアルへ:
日米の高校生がバーチャル交流を通じて育み始めた関係が、発見と対話とコラボレーションを重ねる、10日間の共同生活で花開きます。
グローバル・クラスメート・サミットは、私達キズナ・アクロス・カルチャーズの企画運営するバーチャル交流プログラムにおいて秀でた活躍を見せた高校生を選抜し、ワシントンDCにおいて、奥行きのある対話と高度なコラボレーションを実現してもらう交流プログラムです。
2012年に開始したキズナ・アクロス・カルチャーズ(KAC)のバーチャル言語文化交流プログラム 「グローバル・クラスメート」は、8300名に及ぶ米国と日本の高校生をつなげ、彼らの将来に影響をもたらす、めざましい成果を上げてきました。今では毎年2,000 名近くが参加する本プログラムは、一流の機会であるグローバル・クラスメート・サミットをはじめ、さらに進んだレベルの国際的な経験への登竜門の役割も果たしています。
Global Classmates Summit 2018
グローバル・クラスメート・サミット2018は、米国首都ワシントンDCにおいて、7月26日から8月4日上旬まで開催されました。
本年度のサミットには、2017年度のバーチャル交流に参加した約1700名の高校生の中から選抜された12名(米国6名、日本6名)が参加しました。
サミット期間中、参加者は大学の寮に滞在し、以下のような様々な活動を行いました。
・ワシントンDC市内探索
・国立アメリカ歴史博物館にて日系アメリカ人の歴史展示を見学
・文化の共通点や相違点、日米間の歴史、社会問題などの、様々なトピックにおける深みのある議論
・国務省、S&R財団、笹川平和財団米国、日米文化交流会議、米議会の日本議員連盟などを訪問、秀でたリーダーおよび専門家と面会し、リーダーシップやコラボレーション、日米間における様々なレベルでのつながりについて学ぶ
・キャリアパネルにおいて、様々な分野で国際的に活躍している若手プロフェッショナルの体験を聞く
・ジョージタウン大学キャンパス見学
・参加者全員で協力し、サミットの締め括りであるグループプレゼンテーションを行う
8月2日には、在米日本大使館広報文化センターにおいて、ゲストを招いて参加者による公開プレゼンテーションが行われました。生徒達はサミットにおける経験と学びや日米の市民外交を若手リーダーとして推進してゆくためのアイデアを発表しました。
※日本からの参加者は、ワシントンDCに渡航する前に、東京で在日本米国大使館や日米協会の関係者と面会するなど、事前アクティビティに参加しました。
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サミット2018 参加者および感想
米国
![]() グレー・バーント サウスカウンティ高校 (バージニア州) |
![]() マーク・アルブレクト クラークスタウン高校 (ニューヨーク州) |
![]() サマンサ・チャン ミルズ高校 (カリフォルニア州) |
![]() シュン・ウェトレセン インターナショナルスクール・ オブ・ビーバートン高校 (オレゴン州) |
![]() タティアナ・アマッド ラングレー高校 (バージニア州) |
![]() ザラ・ガネム ミルズ高校 (カリフォルニア州) |
・「サミットが自分に与えてくれた影響は言葉に表せないくらいです。サミットのおかげで、より良い質問を投げかけられるようになり、リスナーとしてリーダーとしても成長しました。自分の期待を遥かに超える経験でした。」
・「生涯に渡るであろう友情を得ました。サミットの参加者達がみな賢く優しく面白く素晴らしい人達であることに刺激を受けました。早く彼らと再会したいです。」
・「サミットを通じて、どの分野に従事しても、国際社会に関わることができることが理解できました。かつては、エンジニアになれば国際関係にあまり影響を与えられないと考えていました。でも、様々なプロフェッショナルから、彼らが自分達の職業を通じて国々や異文化をつなげている様子を伺い、自分にも可能であると知りました。」
・「サミットは期待を遥かに超えるものでした。異なる文化や視点について教えられ世界への認識が深まっただけでなく、自分自身と自分の文化への認識も深まり、成長することができました。何より、サミット初日には、まさか自分がみんなとこんなに親しくなるとは想像していませんでした。彼らのことを家族のようにさえ感じています。」
日本
![]() 西塚 彩奈 兵庫県立姫路飾西高等学校 |
![]() 飯田 吟太 函館工業高等専門学校 |
![]() 坂口 ほのか 福岡雙葉高等学校 |
![]() 波部 賢人 桐朋高等学校 |
![]() 三浦 桃花 福島県立福島南高等学校 |
![]() 吉村 哲哉 近畿大学付属高等学校 |
・「日本にいたら出会うことのできない方々にお会いすることができ、また様々な視点から物事を見れるようになったからです。 人と人とのつながりの大切さを学び、これからもつながりを大切にしていこうと思いました。」
・「自分の様々なものへの価値観をより成熟した整理されとものにすることができた。また強いネットワークを得るチャンスを得ることができたし、参加者の12人でとても強い絆を作ることができた。」
・「日本にいるだけでは経験することができない貴重な体験(特に、日米関係に携わる人へのインタビューや、様々なディスカッション)を通して、自分の視野やキャリアについての考え方をさらに広げることができた。」
サミット2018 フォトアルバム
サミット2018 メディア
2018年12月17日 | Japan’s pacifism and America’s gun culture: Views from a Global Classmates Summit participant, Sasakawa Peace Foundation USA | |
2018年10月26日 | Global Classmates Summit Program, San Mateo Daily Journal | |
2018年8月23日 | Washington D.C. に行って米国の高校生と交流してきました。函館工業高等専門学校 | |
2018年8月10日 | Global Classmates Summit 2018, Facebook post by Embassy of Japan in the USA | |
2018年8月7日 | Global Classmates Summit 2018, Instagram post by Happi Enterprises, LLC (@happienterprises) | |
2018年8月2日 | Global Classmates Summit 2018, Tweet by Bureau of East Asian and Pacific Affairs, Department of State (@USAsiaPacific) |